政治
奈良県吉野町議会が修正予算案可決 吉野運動公園の運営体制を調査など

奈良県の吉野町議会は21日、臨時会を開き、総額60億9900万円(前年度当初比9.3%増)の2024年度一般会計当初予算案と23年度一般会計補正予算案の2議案を可決して閉会した。補正予算には旧吉野小学校跡地利活用事業費の債務負担行為(限度額約8900万円)を盛り込んだ。町議会は3月定例会最終日の15日、この2議案を賛成少数で否決していた。当初予算案は吉野運動公園とカヌー艇庫の運営を巡る意見を反映した修正案。総額は変わらず、項目変更で同施設の運営体制を調査検討する費用20万円を確保した。