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奈良市の西大寺「大茶盛式」で、4年ぶり回し飲み復活へ 副席の抹茶席や点心も再開

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顔が隠れるほど大きな茶わんで回し飲みをする「大茶盛式」=2020年1月、西大寺芝町1の西大寺

 奈良市の西大寺は、4月13、14日に行う「大茶盛式」で、新型コロナ禍で中止していた回し飲みを4年ぶりに復活させると発表した。

 

 大茶盛式は、僧侶がたてた茶を参拝者が顔が隠れるほど大きな茶わんで回し飲み、結束を強める「一味和合」を体感する行事。新型コロナ禍の感染対策として、1人につき一つの茶碗で接待していた。

 

 同寺は「大茶盛に来ていただくことが西大寺を知るきっかけになれば」としている。

 

 両日とも本席(大茶盛席)は午前9時から1時間ごとに7席を設け、定員は1席80人。副席の抹茶席や点心も再開し、志納料は一人4千円。諸堂拝観や四王堂での特別祈願も含まれる。事前申し込みは寺務所に電話かファクス、メールで。

 

 問い合わせは寺務所、電話0742(45)4700。

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