全国から小学生26チーム 奈良の飛鳥ブルータイガースが準優勝 - タグラグビー第1回HFM楽苦美カップ
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タグラグビーの第1回HFM楽苦美カップは3日、天理親里ラグビー場で地元奈良をはじめ愛知、三重、和歌山、大阪、広島から26チーム約200人の小学生が参加して行われ、日進レッドブラックスR(愛知)が9―2で県勢の飛鳥ブルータイガースを破り、初代チャンピオンに輝いた。
大会はコーチがベンチに入ることなく、子どもたちが自ら考えてプレーする初の試みで実施。タッチジャッジ、得点板の運営なども子どもたちが行った。
優勝した日進レッドブラックスRの横井哉陽(日進小6年)、村山香朱美(音貝小6年)両主将は、「(コーチなしで)自分たちだけでプレーするのはやりにくかったが、勝てて満足」と口をそろえた。惜しくも準優勝となった飛鳥ブルータイガースの守屋光高(飛鳥小6年)は「最初はコーチがいなくて不安だったが、全力でプレーできた」と笑顔で話した。
大会運営に携わった奈良市立朱雀小学校の中村友弥教諭は「予想以上に子どもたちでだけでうまくできた。試合時間などに余裕を持たせたが、心配なかった」と手応えをつかんだ様子だった。
協賛したHFM楽苦美グループ(京都市)は、京都を中心に商業施設の警備などを手がけている。
▽決勝トーナメント(予選リーグ1、2位)1回戦
OTJRS6(大阪) 9―3 OTJRS5(大阪)
飛鳥B(奈良) 8―2 アスラグ(奈良)
日進B(愛知) 4―1 柳本A(奈良)
日進R(愛知) 6―1 庄原W(広島)
▽同準決勝
飛鳥B 6―5 OTJRS6
日進R 7―1 日進B
▽同決勝
日進R 9―2 飛鳥B
▽決勝トーナメント(予選リーグ3―5位)準決勝
前栽A(奈良) 4―3 BREEZE(三重)
済美A(奈良) 6―4 都跡A(奈良)
▽同決勝
済美A 8―1 前栽A
2024年2月14日付・奈良新聞に掲載