奈良市清美工場の大規模改修など可決 - 奈良市会補正予算等特別委

市音声館の指定管理者指定は否決
奈良市議会の12月定例会補正予算等特別委員会(森岡弘之委員長、11人)は18日、2023年度一般会計補正予算など69議案について採決を行い、老朽化が進む環境清美工場(同市左京5丁目)の大規模改修工事の請負契約など65議案を原案通り可決、同意した。一方、異論が出ていた市音声館(同市鳴川町)の指定管理者の指定に関しては否決。議員提案された議員報酬増額の条例改正案は、提案に賛同していた公明党幹事長の森岡委員長が「昨今の市民の生活感情から見て受け入れられるものでない」として辞退を申し出た結果、採決は賛否同数となり、委員長の「裁決」で否決となった。20日の本会議での採決の行方が注目される。