園児のダンスに拍手 奈良で4年ぶり「佐保ふれあいフェスタ」 人権啓発の資料展示も

奈良市畑中町の奈良市中人権文化センターで11月26日、第19回「佐保ふれあいフェスタ」が開かれ、地域の人たちでにぎわった。
コロナ禍で4年ぶりの開催となった今年は「共に生きよう輝ける明日へ〜出会い・ふれあい・支え合い 人権と福祉のまちづくりを!〜」をテーマに開催。マジックショーや佐保幼稚園児によるダンス発表、紙芝居、ミュージックショーなどが行われ、訪れた人は舞台発表に大きな拍手を送った。
また、同センターが中心となって実施している人権啓発をテーマにした資料展示のほか、地域の幼稚園、小中学校における活動や同センター主催事業の紹介も合わせて展示された。展示は27日まで行われた。
同フェスタ運営委員で船橋西自治会会長の山岡義一さん(83)は「センターは、市の人権啓発の拠点となる場所。これからも人権を大切にした社会づくりを目指したい。若い世代の人たちにもこの思いを受け継いでもらいたい」と話した。