こなべジュニアが優勝 準優勝は疋田エンゼルスジュニア - 奈良ちびっ子野球愛好会第17回スーパーちびっ子杯野球大会
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小学4年生以下による第17回スーパーちびっ子杯野球大会(奈良ちびっ子野球愛好会主催)が11月12日、奈良市立佐保川小学校グラウンドで行われ、こなべジュニアが2勝0敗で優勝した。準優勝は疋田エンゼルスジュニア。
開会式で、こなべジュニアの山名葵選手は「この場を設けていただいた皆様に感謝し、一球一球を大事にプレーすることを誓います」と力強く宣誓した。
第1試合はこなべジュニアが初回に1点先制したが、その裏疋田エンゼルスジュニアが1点を返し同点。三回にもこなべが1点勝ち越したが、疋田がその裏にまた追いついた。実力伯仲で決着がつかず、時間切れの最終回を終えた。このためタイブレークとなったが、それも0―0の無得点。規定によりこなべが抽選勝ちした。
第2試合はこなべジュニアが8―2であやめ池ダンディーズジュニアを振り切った。
こなべは初回、沢田の3点ホームランで先制し、二回には間路のソロホームラン、沢田の適時打などで5点を追加、あやめ池を突き放した。
あやめ池は二、三回にタイムリーで1点ずつ返して食い下がった。
第3試合は疋田エンゼルスジュニアが7―2であやめ池ダンディーズジュニアを退けた。
疋田は初回、先頭の香川が四球で出塁し、盗塁を重ねた後、暴投の間に先制の本塁を踏んだ。さらに1死三塁から内野ゴロの間に1点を追加。二回には四死球と盗塁、暴投などで5点を追加した。
あやめ池は初回、連続3四球で走者をため、村崎のタイムリーで2点を返して2―2の同点としたが、二回の失点が痛かった。
▽リーグ(変則)第1試合
こなべジュニア 2―2 疋田エンゼルスジュニア
(こなべジュニアの抽選勝ち)
【こ】間路、澤田―田上【疋】渡辺陽、渡辺創―香川
▽同第2試合
あやめ池ダンディーズジュニア 2―8 こなべジュニア
(時間切れ)
【あ】伊藤、山本―奥本【こ】澤田、間路―田上
▽本塁打=澤田、間路(こ)▽二塁打=田上(こ)
▽同第3試合
疋田エンゼルスジュニア 7―2 あやめ池ダンディーズジュニア
(時間切れ)
【疋】江頭―濱田【あ】奥本―伊藤
準優勝の疋田エンゼルスジュニア=同
2023年11月18日付・奈良新聞に掲載