健康経営普及促進へ協定 橿原市/橿原商工会議所/アクサ生命保険
奈良県橿原市、橿原商工会議所、アクサ生命保険(東京都)は5日、健康経営の普及促進と健康増進に関する協定を結んだ。商工会議所を含めた3者による同協定の締結は近畿で初めて。
健康経営は、従業員の病気リスクを下げ、元気で生産性の高い組織をつくる経営のこと。組織全体の業績向上や離職リスクの低減などにつながるとされる。
同協定は、市内企業の健康経営の普及促進に取り組み、従業員と市民の健康増進につなげることが目的。従業員や市民の健康状態を把握するための定期的な情報共有と分析などを行う。
この日、橿原市八木町1丁目の市役所で締結式を開催。亀田忠彦市長、森本俊一会頭、アクサ生命保険大阪支社の東陽二郎支社長が出席し、協定書に署名した。
亀田市長は「健康で生き生き働ける環境づくりができると、仕事の効率が上がり、生活の質の向上にもつながる」とあいさつ。
森本会頭は「企業経営の基本は従業員の健康」と話し、東支社長は「市内企業の従業員とそのご家族の健康を支援し、よりよい人生のお手伝いができれば」と語った。