政治
清美工場の炉一部停止巡り奈良市会市民環境委、市の報告遅れ批判「情報開示は大切」

トラブルで炉の一部が停止中の奈良市環境清美工場(同市左京5丁目)を先月末に緊急視察した同市議会の市民環境委員会(山本直子委員長)は4日、臨時の委員会を開き、事故の公表を1カ月以上も遅らせた市側の対応に議員から批判が相次いだ。清美工場では6月12日に3号炉のガス冷却塔の下部が崩落し、オーバーホール(定期点検)中の1号炉と合わせ現在、二つの炉が停止。可燃ごみのおよそ半分を橿原市などで「区域外処理」している。