歴史文化

頭を垂れて茅の輪くぐり 後醍醐天皇を祭る奈良県・吉野神宮で夏越の大祓

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神職に続いて茅の輪をくぐり、無病息災を願う参拝者ら=7月31日夕、吉野町吉野山の吉野神宮

 南北朝時代に吉野朝廷(南朝)を樹立した後醍醐天皇を祭る奈良県吉野町吉野山の吉野神宮(東輝明宮司)は7月31日夕、夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)神事で人々の健康を願った。

 

 茅(ち)の輪は町内で刈り取ったカヤを使い、直径約2.6メートル。神職の祓詞(はらえことば)の後、神社役員や世話人、一般参拝者らが深く頭を垂れて茅の輪をくぐった。

 

 大和高田市の女性は「神秘的で何度も訪れたくなる神社。茅の輪くぐりは初めてで、とてもすがすがしい気持ち」と話した。

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