奈良県内各地で北方領土問題発信 パネル展や横断幕、署名活動も

北方領土返還要求運動奈良県民会議(田中惟允会長)は同運動全国強調月間の8月に合わせて、北方領土パネル展を、奈良市登大路の県庁ギャラリー(10日まで)と、奈良市大安寺西1丁目の県立図書情報館(15〜20日)で行い、署名活動も実施。県内の主要道路6カ所にも横断幕を設置している。
北方領土問題は、第二次世界大戦終戦直後から現在まで、北海道の北東洋上の歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島の四島がロシアに不法占拠されている問題。県民会議は四島の返還を要求している。パネル展などは県民に広くこの問題の正しい理解と返還への関心を持ってもらうのが狙い。
北方領土問題対策協会の冊子「北方領土 四島還せ! 声出し合って動く今」は、この北方四島が一度も外国の領土になっていない国固有の領土で、1855年2月7日の日魯通好条約で択捉島とウルップ島の間に国境が定められたこと、第二次世界大戦終戦間際の1945年、ソ連が「日ソ中立条約」を一方的に破棄して対日参戦し、終戦直後の8月28日から9月4日までの間に侵攻し今も不法占拠を続けていることなどを伝えている。
北方領土問題は、第二次世界大戦終戦直後から現在まで、北海道の北東洋上の歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島の四島がロシアに不法占拠されている問題。県民会議は四島の返還を要求している。パネル展などは県民に広くこの問題の正しい理解と返還への関心を持ってもらうのが狙い。
北方領土問題対策協会の冊子「北方領土 四島還せ! 声出し合って動く今」は、この北方四島が一度も外国の領土になっていない国固有の領土で、1855年2月7日の日魯通好条約で択捉島とウルップ島の間に国境が定められたこと、第二次世界大戦終戦間際の1945年、ソ連が「日ソ中立条約」を一方的に破棄して対日参戦し、終戦直後の8月28日から9月4日までの間に侵攻し今も不法占拠を続けていることなどを伝えている。