社会
高田署/香芝署/県警高速隊、交通事故防止へ啓発 「出発前の点検徹底を」
高田、香芝の両署と奈良県警高速隊は25日、葛城市太田の道の駅「かつらぎ」で交通死亡事故抑止のための合同啓発活動を行った。
県内では今年6月、高速道路などで交通死亡事故が5件発生。重傷事故も増加傾向にあるため、県民の交通安全意識の高揚を図るために実施した。
各署員ら7人と県交通安全協会高田支部の会員8人が、車で訪れた買い物客らに反射材などの啓発グッズやビラを配り、交通事故防止を呼びかけた。
高速隊の担当者は「高速道路での荷物の落下や車の故障が増加している。大事故につながるケースもあるので、出発前の点検の徹底を」と強調。
生駒市から買い物に訪れたという60代の女性は「高速での車間距離は、いつも気を付けている。しっかり点検してから出かけるようにしたい」と話していた。