有意義な事例活用を 桜井市商工会青年部・コロナ禍の事業展開発表会 松井市長「連携の強化へ」

奈良県桜井市商工会青年部は19日、同市川合の商工会館で、新型コロナ禍の事業展開の課題や事例を共有する発表会を開いた。
同商工会の福井達郎会長や松井正剛市長ら来賓をはじめ、関係者約20人が参加した。
青年部の堀本和希部長は「さまざまな事例を共有することで有意義な時間にしてほしい」とあいさつ。事例発表では青年部の3人が「地域経済活性化イベントの開催」「IT化補助金・持続化補助金の活用事例」「事業継承補助金等活用事例」をテーマに発表した。
元部長の宮原秀安さんは青年部主催のフードフェスティバルで得た経験をもとに、顧客ターゲットの選定や事業を取り巻く状況把握、情報発信の重要性について話した。
松井市長は「厳しい経済情勢の中、商工業発展のため頑張っておられる皆さんに感謝し、市としても有益な情報や施策を打ち出し連携を強化していきたい」と話した。