政治
破格賃料で財政圧迫、橿原市分庁舎「ミグランス」に厳しい声 - 維持管理費は市負担、次期市長選の争点にも

奈良県橿原市長選の告示まであと3カ月と迫ったが、厳しい市財政が続くなか、5年前に完成した近鉄大和八木駅前のホテルを併設した市分庁舎ミグランスの問題が再浮上している。土地や建物は市所有のためホテルの固定資産税がゼロ。賃料も破格の契約のため、市財政を圧迫、市民からも厳しい声が上がっている。本格的な庁舎移転問題を抱えるなかで、再選に向け出馬表明した亀田忠彦市長の手腕が問われそうだ。