社会

新協美術会奈良支部展 会員ら44人、力作60点 7月9日まで郡山城ホール

関連ワード:

会員らの個性豊かな作品が並ぶ「第27回新協美術会奈良支部展」=5日、大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホール

 美術の公募団体、新協美術会の奈良県組織「新協美術会・奈良」(29人、辻昇隆代表)主催の「第27回新協美術会奈良支部展」(奈良新聞など後援)が奈良県大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホールで始まった。絵画、彫刻、工芸、写真の4分野で会員ら44人の作品、8号から50号まで約60点を出品している。9日まで。

 

 四季折々の風景画(油絵や水彩)、人形や扁壺などの陶芸作品、人物や風景の写真など、幅広いテーマの作品が並ぶ。

 

 同支部の辻代表(85)は「インターネットでも募集しているので全国からの応募が多い。コロナ禍でも皆さん筆を折らずに頑張っておられることが分かってうれしい」と話し、「若い人の応募作品で、絵画や陶芸など、新しい素材を用いて新しい表現を試みている作品がいくつかある。今後が楽しみ」と感想を述べた。

 

 入場無料。午前10時から午後5時開場(最終日は午後3時まで)。

 

 入賞者は次の通り(敬称略、かっこ内は出品部門)

 

 奈良新協賞=福田征男(絵画)▽県知事賞=森脇新一郎(工芸)▽奈良市長賞=立田祐斗(絵画)▽県教育委員会教育長賞=尾村美津子(同)▽奈良新聞社賞=浅野三雄(写真)▽奈良新協奨励賞=中畑景子(工芸)▽奈良新協努力賞=小原直美(同)、細田茉莉(写真)▽奈良新協新人賞=竹田しのぶ(工芸)、北川優佳(同)

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド