大阪音大学長、高円芸術高生らに合唱の発声基礎を伝授

奈良市白毫寺町の奈良県立高円芸術高校で10日、「合唱講習会〜共にうたうよろこびを〜」が開かれ、大阪音楽大学の本山秀毅学長と同大声楽科の晴雅彦教授が、同校生徒と県内の中学生に発声の基礎などを指導した。
同校と同大は2022年7月に高大連携協定を締結。その一環として同講習会を初めて開いた。同校音楽科とコーラス部の生徒、中学校8校の合唱部に所属する中学生の計約80人が参加した。
本山学長は、NHK全国学校音楽コンクール2023の課題曲を指導。晴教授は発声講座を担当し、「お腹から空気を送るように声を出して」などとアドバイスした。参加者全員で合唱する時間もあった。
同校の清水典子音楽科長は「音楽の楽しさや歌う喜びを感じてほしい」と話した。