奈良新聞社発行のフリーペーパー「ならリビング」が企画する恒例の手作りマーケット「ならリビングフェスタ夏　and　ヘルス＆ビューティーフェス　2023」(奈良新聞社主催)が9日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンター「コンベンションホール」で始まった。手織り、ガラス工芸、革小物、各種の造花など暮らしを彩るハンドメード作品の販売、ワークショップを中心に、健康と美をテーマにしたセミナーなど計75店が出店。きょう10日まで。入場無料。

　新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して最初のフェスタで、今回は同フェスタ初の週末(土曜日)を含む開催。また体調を崩しやすい梅雨時に合わせて「ヘルス＆ビューティー」をテーマに据え、「ヒーリング・鑑定ブース」の出店を充実。健康と美に関わる特別セミナーも初めて企画した。セミナーは空きがあれば当日参加できる。

　ヒーリング・鑑定ブースの店で10分間のストレッチ・リンパマッサージ(有料)を受けた奈良市の小笠原玄さん(65)は「いつも肩が凝っているのでとても気持ちよかった。1時間くらいしてもらいたかった」と笑顔で話していた。

　この日は同フェスタ初の試みとして「ライブコマース」を実施。特定のスマートフォンアプリを通じて会場の様子をインターネット中継し、視聴者はリアルタイムで販売品を購入した(9日のみの実施)。

　午前10時から午後4時開場。