身を切る改革・事業見直し 不安を覚える首長も - 新知事誕生(中)
9日に投開票された奈良県知事選では、県内の市町村長の多くが現職の荒井正吾氏(78)か自民党県連推薦の新人、平木省氏(48)の支援に回った。しかし県民が選んだのは日本維新の会公認の新人、山下真氏(54)だった。
当選後の記者会見で山下氏は「県民のことを考えると、知事と(基礎自治体の)首長は同じベクトルであるべきで、行政運営に政治を持ち込むべきでない」と語り、ノーサイドの立場を強調した。
ただ山下氏が選挙で掲げた「身を切る改革」や大型事業の見直し、それによって捻出した財源を「子育て政策」に充てるという図式に不安を覚える首長は多い。
天理市の並河健市長は「山下氏の公約は市町村財政に関わる要素が大きい」と指摘する。
この記事の残り文字数:995文字
この記事は政治ジャンルの有料記事です。
続きをご覧になりたい方は
ログインまたはご利用手続きをお願いします。
地元奈良を知るには
やっぱり奈良新聞デジタル!
奈良新聞デジタルの有料プランに入ると
- 月額550円から有料記事が読める
- 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く)
- 国内・国際ニュースが読み放題
- 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可