山下氏ややリード、迫る平木氏、追う荒井氏 - 奈良県知事選 有権者調査
2割が「投票先未定」
9日に投開票される任期満了に伴う奈良県知事選で、奈良新聞社は1、2の両日、JX通信社(東京都)と共同で、県内の有権者を対象に電話調査を行った。取材で得た情報を合わせると、日本維新の会新人で元生駒市長の山下真氏(54)がややリードし、無所属新人で元総務官僚の平木省氏(48)が猛追。5選を目指す無所属現職の荒井正吾氏(78)が追走する。無所属新人で元大和郡山市議の尾口五三氏(72)は支持の広がりに欠け、いずれも無所属新人で元中学校講師の西口伸子氏(68)と会社員の羽多野貴至氏(43)は厳しい戦い。ただ、回答者の2割弱が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性がある。