参政党奈良県支部が黒川氏ら4人公認 - 統一地方選
参政党奈良県支部(中村麻美支部長)は20日、県庁内で会見し、4月の統一地方選に立候補予定の第1次公認候補4人を発表した。同党が県内の地方選で公認候補を擁立するのは初めて。
公認候補は、いずれも新人で、▽県議選奈良市・山辺郡区=会社経営の黒川洋司氏▽大和郡山市議選=障害者支援員の村田史明氏▽天理市議選=会社経営の湯浅忠雄氏▽大和高田市議選=会社経営の藤原秀高氏―の4人。
中村支部長は「現在、追加公認の2人を含め、6人の擁立を予定している。参政党としては地方議員を一人でも多く輩出し、地盤を固めて党勢を拡大していきたい」と話した。
会見に同席した黒川氏は、少年院や刑務所の出所者の自立支援活動を約10年間、続ける中で、自殺や虐待が増えるなど日本が社会問題の先進国になっていると感じたと言い、「政治の場から問題の本質を解決し、子どもたちが未来に希望を持てるようにしたい」と語った。