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音羽山観音寺 後藤住職の花だより - なあんでわかるの編 2022年晩秋

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黒い服を着ているときはブローチをつけている

 音羽山観音寺は融通念仏寺宗です。本山は大阪市平野区にあり、住職も行事に参加しています。華道については住職が修業した高野山で習ったそうです。今年の10月21日、高野山の華道講習会に参加した時のことです。

 

 

講習会参加で 高野山へ

 

 住職がお花のお稽古をしている生徒2人と、うち1人の生徒の妹と計4人で高野山華鬘(けまん)支部の華道講習会に出向きました。21日はお大師様の御縁日でもあり、バスが次々入ってきて、「観光客が多いなぁ」とは思っていたそうです。

 

 姉妹の2人は高野山に父の墓があるとかでお参りに行き、戻ってくるのを観光客を背にして立って待っていました。

 

 そのときに「音羽山観音寺の住職さんですか?」と声を掛けられたそうです。

 

 「よく分かったねぇ」

 

 どうやら住職が笑っていた声で確信を得たらしいのです。住職を見つけた観光客の4人組とは、写真を一緒に撮りました。それからは前を向いていると観光客に次々と声を掛けられたそうです。

 

 「私は黒い服を着て、マスクして毛糸の帽子をかぶってたのに、なあんでわかるのかなぁ」

 

 確かに住職は小柄な方。ましてやここは真言宗総本山の高野山。

 

 「紫の毛糸の帽子が派手だったからかしら?」

 

 住職、それは違うような気がします。

 

 

紫色の帽子が良く似合う

 

高野山へはこの帽子を着用

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km。火曜日閉門。

17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門

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