第20回記念ダイドードリンコ杯少年野球大会(同ダイドードリンコ杯少年野球大会実行委員会主催、奈良新聞社など後援)は9日、県内120チームが参加して葛城市新庄第一健民運動場など16カ所を会場に開幕。

　開会式は同運動場で行われ、前大会優勝の畝傍南スカイホークスが優勝旗を返還した。

　川口正志大会会長は「新型コロナに負けず、パワーでふっとばすプレーで優勝を目指して頑張ってほしい」などとあいさつ。また、ゲストに迎えた元阪神タイガース投手の上園啓史さんが「夢に向かって小さな努力を積み重ねてほしい」と選手らを激励した。

　選手宣誓は葛上ジュニアスターズの木村優護主将と姉の優輝選手の2人が「20回大会という記念すべき歴史の上に立ち、感謝の気持ちを忘れず、全力で心を燃やし、正々堂々とプレーすることを誓います」と力強く宣誓した。

　試合はこの日と翌10日の2日間で3回戦までを行う予定だったが、雨のため1回戦56試合を行った。

▽２回戦進出チーム
　鳥見ゼブラーズ、あすか野ファイターズ、橿原カープ、前栽アスレチックス、晩成フレンズ、山の辺コンドル、高田イーグルス、真美ケ丘スポーツ少年団、山陵クイーンズ、磐園野球部、三郷ＴＦＢ、斑鳩少年野球部、マスガスピリッツ、やまと、真北リトルズ、生駒クラブライオンズ、下市阿知賀ブルースカイ、畝傍フェニックス、井戸堂ファイターズ、畝傍ベースボールクラブ、常盤ヤンチャーズ、王寺ドンキーズジュニア、御所ジュニアスラッガーズ、平野パイレーツ、王寺コンドルジュニア、鹿ノ台バンビーズ、山辺スーパーフェニックス、小泉ファイターズ、大和明星子供会、登美ケ丘フェニックス、十津川少年野球クラブ、大淀フェニックス、高取ホークス、志都美・旭ヶ丘スポーツ少年団、鴨公グローリーズ、田原本南リトルヤンキース、矢田エンゼルス、壱分ジュニアシャインスターズ、香久山ビッグメイツ、御所リトルクラブ、内牧ファイターズ、大淀エンジェルス、王寺ドンキーズ、今井野球クラブ、都跡スポーツ少年団、大宮ホワイトベアーズ、葛上ジュニアスターズ、三和スポーツ少年団、吉野ⅤⅠＣＴＯＲＹ、奈良北ゴールデンカイト、疋田ボーイズ、河合フレンズ、帝塚山スポーツ少年団、五条山レパード、三宅マリナーズ、大淀緑ヶ丘ファイターズ、

始球式で投げる元阪神タイガース投手の上園啓史さん＝葛城市新庄第一健民運動場

【山陵クイーンズ―片塩ベアーズ】山陵クイーンズは初回、無死二、三塁から泉が適時二塁打を放つ=同

【香久山ビッグメイツ―桜井西ブラックベアーズ】香久山ビッグメイツは3回、無死二、三塁から植田が適時二塁打を放つ=御所市民運動場

10月14日付奈良新聞に掲載