3年ぶり有観客「なら燈花会」開幕 古都の夏夜に揺れる明かり

夏の風物詩「なら燈花会」(なら燈花会の会主催)が5日、奈良市の奈良公園一帯で始まった。新型コロナウイルスの影響で有観客での開催は3年ぶりで、来場者は古都奈良を彩るろうそくの明かりに見入った。14日まで。
奈良公園浮雲園地▷同浅茅ケ原▷浮見堂▷興福寺▷猿沢池と五十二段▷東大寺鏡池(13、14日のみ)▷春日大社参道(14日のみ)―の7会場で、並べたカップろうそくに火をともす。5日は午後6時から浮雲園地で火入れ式があり、出席者は10日間の無事開催を願った。
点灯時間は午後6時30分から同9時まで。期間中、参加者がカップろうそくに火をつける「一客一燈」(一人500円)を受け付けている。
8~10日には浅茅ケ原会場で「ほの灯りライブ」もある。