歴史文化
【速報】藤原宮跡で天皇の控室?

奈良文化財研究所(奈文研)は4日、藤原宮跡(橿原市、7世紀末)の発掘調査で、天皇が重要儀式を行った大極殿の北側で基壇(建物の土台)跡が見つかり、大極殿後殿とみられると発表した。2021年度の調査で基壇の一部が見つかり、建物が存在した可能性が浮上していた。専門家は大極殿に出御する天皇の控室のような建物で、後の平城宮や平安宮などに継承される古代の宮殿構造の起源と指摘している。
奈良文化財研究所(奈文研)は4日、藤原宮跡(橿原市、7世紀末)の発掘調査で、天皇が重要儀式を行った大極殿の北側で基壇(建物の土台)跡が見つかり、大極殿後殿とみられると発表した。2021年度の調査で基壇の一部が見つかり、建物が存在した可能性が浮上していた。専門家は大極殿に出御する天皇の控室のような建物で、後の平城宮や平安宮などに継承される古代の宮殿構造の起源と指摘している。