西和医療センターは王寺に移転「望ましい」 奈良県会代表質問で知事
奈良県議会の6月定例会は23日、本会議を再開し、太田敦(共産党)、亀甲義明(公明党)、清水勉(維新)の3氏が代表質問を行った。この中で荒井正吾知事は老朽化が進み、建て替える計画の西和医療センター(三郷町三室)について「西和地域における重症急性期を担う基幹病院」を基本コンセプトに、2次救急病院として救急医療の充実、脳卒中や循環器病、がんなどに対応できる診療機能を持たせる方針を示した。新センターの建設場所については現地建て替えより、候補地に上がるJR王寺駅南側への移転が望ましいとの考えを述べた。