多様な花に目移り 下市「大和ばら園」が見ごろ

奈良県下市町阿知賀のバラ苗生産「大和ばら園」(桝井紀行代表)で、色とりどりのバラが見ごろを迎えた。開花期の6月上旬ごろまでほ場を見学できる。
約400種計5千鉢が次々と開花している。「バラほど色や形のバリエーションが豊富な花はないと思います」とバラを育てて約50年の2代目桝井紀彦さん(77)。
開発中の新品種などは非売品だが、一部の鉢は直売(1500円~)もしていて愛好家らが次々と来園。「目移りしてしまう」と行ったり来たりしながら好みの花を選んでいる。
開園は午前9時ごろ~午後5時ごろ。開花中は無休。問い合わせは、桝井さん、電話090(1440)6548。