奈良中央信金が王寺町に寄付、企業版ふるさと納税活用

奈良中央信用金庫(田原本町、高田知彦理事長)は11日、王寺町が産官学で取り組む「オリーブプロジェクト」に、企業版ふるさと納税を活用して100万円を寄付した。同金庫による企業版ふるさと納税は、橿原市に次いで2例目。
同町は特産品をつくるため、ヤマトファーム(同町)、大阪産業大学と連携して同プロジェクトを展開。大和川の南側に位置する「まほろばオリーブ園」(同町南元町2丁目付近)では、約2万5000平方メートルの町有地で約960本のオリーブを栽培している。今秋には約2000キロの収獲を見込み、来年にはオリーブオイルなどとして製品化を目指している。