奈良市のふるさと納税寄付額、本年度過去最高8億1500万円 返礼品に「古都華」人気

奈良市の本年度のふるさと納税寄付額が13日時点で8億1500万円となり、これまで過去最高だった前年度(約5億7000万円)を大きく上回る状況になっている。14日、仲川元庸市長が定例記者会見で明らかにした。寄付金受け入れ額から、市民税控除額(流出額)を差し引いた実質収支も、2015年度から続いていた赤字から脱却。単年度黒字となった。市はふるさと納税の寄付金目標10億円を掲げており、仲川市長は引き続き、ふるさと納税の寄付の取り込みに努める考えを示した。