戦禍続くウクライナなど平和祈り揮毫

信貴山朝護孫子寺で西和清陵高書道部員ら
和の精神と世界平和の願いを内外に発信する平和揮毫(きごう)、第5回「4・3TAISHI日本の誇り、和の精神を世界へ」(和プロジェクトTAISHI主催)が2日、平群町信貴山の信貴山朝護孫子寺で行われ、県立西和清陵高校書道部のメンバーがウクライナなどの平和を願って書を奉納した。
和プロジェクトTAISHI(宮本辰彦代表)は、十七条憲法で示された聖徳太子の「以和為貴(和をもって貴しとなす)」のこころを、循環と調和と寛容の精神として発信する目的で設立。同憲法が制定されたとされる4月3日に、世界平和を願う書家らが全国の寺院で一斉に大書揮毫をする取り組みを2018年から続けている。