歴史文化
高松塚古墳壁画の保存施設 「修理施設」付近に整備

文化庁が基本構想案、令和11年度までに開館
文化庁は17日、明日香村平田の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に描かれた極彩色壁画(国宝)を、保存、公開するための新施設整備の基本構想案を公表した。壁画を現在保管している仮設修理施設付近での整備を検討し、令和11年度までに開館する方針。飛鳥地域の玄関口として、来訪者を迎える導入拠点などと位置付ける。
同日、東京都内で開かれた文化庁の「古墳壁画の保存活用に関する検討会」で明らかにした。