陶板の高松塚壁画 原寸大の複製品公開 4月17日まで - 橿考研博

21日に「発見」から50年を迎える高松塚古墳(明日香村平田、7世紀末~8世紀初め)の国宝・壁画のうち「青龍」や「白虎」など7面について、陶板を使った原寸大の複製品が製作され、所蔵する県立橿原考古学研究所付属博物館(橿考研博、橿原市畝傍町)が公開した。4月17日まで同博物館のコンコース(要入場料)でお披露目する。
壁画の複製品は、県が文化庁委託の「博物館等の国際交流の促進事業」の一環として製作。2年前に「飛鳥美人」で知られる「西壁女子群」の複製陶板を製作した陶器メーカー「大塚オーミ陶業」(大阪市)に、残りの壁画の複製を委託した。