奈良市は24日、令和4年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は1386億2000万円。過去最高額の令和2年度当初(1441億円)から2年連続の減となったが、新型コロナ関連費用が膨らむなどして減少率は前年度当初比0.2%(2億2000万円)にとどまり、過去3番目の大型予算となった。来月3日開会の市議会3月定例会に提案する。

　特別会計(6会計)は806億9250万円、公営企業会計(3会計)は297億9850万円。一般会計と合わせた総額は2491億1100万円となり、前年度比2.2%(53億401万9000円)の増となった。