社会
施設巣立つ子らを支援 奈良県内14RCが飛鳥学院に寄付

県内にある14のロータリークラブ(RC)は16日、初の共同奉仕事業として会員に募った子供支援金約190万円を、県児童養護施設協議会(岡田悟会長)を通じて児童養護施設の飛鳥学院(桜井市谷)に指定寄付した。同学院の高校3年生の卒業後の進学や就職に必要な生活資金、学費などの支援に役立てられるという。
児童養護施設は、何らかの事情で保護者の養育を受けられない子どもの入所施設。退所後の経済的苦労などの実情を知り、奈良RCの有馬孝清会長が各RC会長に共同奉仕事業を呼び掛けた。