社会
奈良県内包む濃霧 大和川の大城橋など
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9日朝、奈良市をはじめ県北部地域が真っ白な霧に包まれた。
奈良地方気象台によると、前日の8日、雨が降り夜間の気温が高めだったものの、翌9日明け方に最低気温が氷点下0.3度まで冷え込んだため、奈良盆地など県北部で霧が発生したという。
同気象台は、9日午前7時39分、県北部に濃霧注意報を発令。同8時30分には奈良市内での視程は約200メートルまで落ちていたが、同10時24分に同注意報は解除された。
河合町と斑鳩町の境を流れる大和川でも濃い霧がたちこめ、県内で唯一残った沈下橋の大城橋も霧の中に沈んだ。
また、奈良市の市街地でも濃霧に包まれ、白い景色の中を慎重に運転していく車の列が見られた。