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春を先取り県産イチゴ きょう立春

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真っ赤に色づいたイチゴ。奈良の代表ブランド「古都華」は濃厚な味わいで人気だ=広陵町寺戸

 きょう4日は二十四節気の一つ、立春。1年で最も寒い時期だが、暦の上では春の始まり、といわれている。しかし、週末は冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に大雪、奈良でも寒くなりそうだ。

 

 初冬、店頭に並び始めるイチゴ。本来の旬は春から初夏だが、この時期ハウスで栽培されたイチゴが多数出回り、春を先取りしたかのように華やぎ、百貨店やホテル、飲食店は競ってイチゴフェアなど催事を開いている。 

 

 果皮にツヤがあり、濃厚な味わいで人気の奈良県のオリジナルイチゴ「古都華(ことか)」を栽培する青木健太郎さん(44)方のハウス(広陵町寺戸)でも真っ赤に色づいたイチゴが出荷を待つ。

 

 ハウス内は日中、23度前後に保たれ、少し動くと汗ばむ。「食べて笑顔になってもらいたい」と、ここでは高設施設で栽培しているが、昔ながらの土耕栽培も手掛け、手間暇を惜しまず丁寧に育てている。

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