脚力強く対応力も インターハイ・アルペン競技に出場、奈良大付高1年の松江

「はばたけ岩手の空に 雪原の大地を駆け抜けろ!」をスローガンに第71回全国高校スキー大会(インターハイ)が岩手県内で行われる。安比高原スキー場で7日に始まるアルペン競技(男女大回転、同回転)に県からは5人が挑む。男子大回転と同回転に出場する奈良大付1年、松江朔人(16)=平群町=に意気込みを聞いた。(牡丹賢治)
松江は「幼稚園の時、父らと野沢温泉スキー場(長野県)に行き、雪遊びをした」という。小学校2年ごろ初めてスキー板を履いてから、毎年のように野沢に通っている。とはいえ奈良から遠く離れた地だけに、“スキー漬け”の日々というわけではなく、小学生の頃はミニバスを、中学に入ってバスケットボールを始め、今も続けている。