奈良育英 10年ぶり、頂点目指す - 全国高校選抜サッカー

第100回全国高校サッカー選手権大会は28日に東京・国立競技場で開幕。来年1月10日の決勝を目指し全国48都道府県(東京は2チーム)の代表が激突する。県からは10年ぶり14度目の出場を果たした奈良育英が全国の頂点を目指す。
奈良育英は奈良大会決勝で五條に2―1の逆転勝ち。前半に先制を許す苦しい展開だったが、後半に主導権を握り、76分にサイドチェンジから山尾が同点ゴール。アディショナルタイムにセットプレーから瀧が逆転ゴールを奪い全国切符を獲得した。千田陽介主将は「厳しい試合だったが、勝ち切れて良かった。劣勢を跳ね返す精神力、勝負強さがチームに出てきた」と手応えをつかんだ。