県フォレスターアカデミーがジャーナル創刊 優れた人材を確保

今年4月に開校した県フォレスターアカデミー(吉野町飯貝)が、同校の活動を紹介するジャーナル(A4判、8ページ)を創刊した。3000部発行、県内市町村や林業事業体、森林組合、高校、大学などに配る。在校生の就職先開拓と新入生の応募拡大につなげるのが狙い。来春の入学募集は今月実施された2回目入試で定員に達する見込みだが、同校は「ジャーナルを年1回定期発行し、今後も優れた人材の確保を目指していく」としている。
■豊かな森づくり
同校は、森林環境の維持向上に関する専門的な知識と技術を備えた人材を養成し、将来にわたって引き継いでいける豊かな森づくりに寄与するのが目的。新たな森林環境管理制度を実践・指導する人材を育てるフォレスター学科(2年制)と、林業に関わる専門知識の習得を目指す森林作業員学科(1年制)の2学科を設置している。