力合わせて「百本づき」、佐保山こども園でもちつき会

奈良社会福祉院(奈良市法蓮町、上田裕巳名誉理事長、上田玲子理事長)の佐保山こども園(上田寛菜園長)で3日、「さほやま百本もちつき会」が行われ、園児、職員ら約200人が参加。力を合わせて、もちをついた。昭和62年の同園創立25周年を記念し、園にゆかりのある吉野郡の戸毛幸作さんからサルスベリのきねが寄贈されたことから、金峯山寺のもちつき「千本づき」にちなみ、「百本づき」と名づけスタートした行事。同園の年末恒例の行事となっている。
当日は新型コロナ対策を施しながら、5歳児や職員らが「よいしょ、よいしょ」と力強い掛け声とともにもちをついた。もちは調理して給食で使われ、園児らは舌鼓。法人幹部や職員は「子どもの元気な掛け声が新しい年に幸せを呼んでくれそう」と話していた。