地域の課題を意識 香芝高で「奈良SDGs学び旅」
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香芝市真美ケ丘の県立香芝高校(吉田浩一校長)で11日、SDGs(持続可能な開発目標)の学習成果のプレゼンテーションがあった。「奈良新しい学び旅推進協議会」(奈良市)が推進する「奈良SDGs学び旅」のプログラムにこのほど参加した普通科表現探究コースの1、2年生のうち、この日は2年生40人が9グループに分かれて発表した。
プログラムのガイドブックやフィールドワークを基に、ならまち界隈、東大寺周辺、春日山原始林のグループ別に発表。ならまちの昔の暮らしや、春日山原始林の現状から見えてくる課題など、SDGsの17の目標のどれと結びつけられるか、また自分たちにできることは何かなど、生徒たちはさまざまに考え、タブレットと電子黒板を使って披露した。