近くの美容室の玄関にアジサイの花が咲き…
近くの美容室の玄関にアジサイの花が咲き誇り、通行人の目を楽しませている。6月の梅雨時を代表する花だが、晴れの日でも和ませる。
花言葉を調べてみると、色や種類によっても異なるようだ。紫や青といったよく目にする花は「冷淡」「無常」「浮気」「知的」「神秘的」「辛抱強い愛」などがある。
ピンクは「元気な女性」「強い愛情」、そして白は「寛容」「一途な愛」とあった。長持ちするから、贈り物にも喜ばれているという。
ただマイナスイメージの「移り気」や「浮気」などの意味もあることから、贈る相手を間違えないことだ。いつも、日ごとに花の色が濃くなっていくのを、眺めるのが楽しみだ。
それだけに今の自民党関係者にアジサイの花を贈りたい。辛抱強く一途な愛をささげてきた党員や支持者だが、「移り気」であることも忘れてはなるまい。
15年前の2009年の総選挙で、当時の民主党が300議席を超えて過半数を占め、自民党が下野したことは、まだ記憶に新しい。今年のアジサイを見ながら、国民のマグマが頂点にあることを思う。(治)