男子プロバスケットボールBリーグ2部(…
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男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)のバンビシャス奈良が残留に黄信号の状況になっていた。とにかくホーム最終戦へはせ参じた。
週末のホーム最終2試合で残留争いのライバルに連勝。別会場の最下位チーム敗戦でようやくB2残留が決まった。
今季は競り負ける試合が目に付いた。市民は同様にわがまちのチームの未来に危機感を抱いたのだろう。ホーム最終戦には今季最多の2千人近い来場者があり、選手の奮闘や主導権を渡さない試合運びを後押しした。
Bリーグは2026〜27年シーズンから新形態に移行する。各部とも、経営力や地域への継続的貢献が一層問われもする。逆から見れば、地元で愛されないチームではリーグ残留も厳しい。
バンビシャスは新アリーナの実現、チームの強化、発展に強い意志を持ち続ける。観戦もそこそこで偉そうには言えないが、できるサポートをしたい。
最終戦の来場者は音や照明、ダンスなどで演出される空間を体全体で楽しんでいた。競技はもちろん、非日常と一体感が満喫できる屋内プロスポーツはやっぱり手放せない。(智)