新型コロナウイルス感染防止のためのマス…
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新型コロナウイルス感染防止のためのマスク着用が、「個人の判断」となって1週間。マスクが苦手だったため、最初は喜んで外したが、どうも居心地が悪い。
職場では、相変わらずほとんどの人がマスクを着けたまま。商業施設や飲食店でも着用を呼び掛けるところも少なくなったが、街を歩いても着けていない人を探す方が難しい。
誰かに「着けろ」と言われたわけではない。しかし、なんとなく罪悪感のようなものを感じ、人と話すときは以前のようにマスクを着けている。
もちろん、マスクを着けることが悪いわけではない。まだ、コロナの感染リスクはあるし、花粉症対策の必需品でもある。風邪などで咳やくしゃみが出るときは着用が社会的なエチケットだろう。
ただ、街行く人のすべてが自ら望んで着けているとも思えない。周囲の「同調圧力」を感じて、「人と同じようにしなければ」と様子見で着けている人も多いはずだ。
3年も続いた習慣を、簡単に変えるというのも無理な話かもしれない。「脱マスク」には、まだしばらく時間がかかりそうだ。(法)