国原譜

「夏が来れば思い出す…」―危なかった話…

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 「夏が来れば思い出す…」―危なかった話2題。まずは海での失敗談。大学生の時、従兄弟たちと兵庫・竹野浜海水浴場でキャンプをした。日焼け姿にあこがれた時代、おろかにも皮膚が弱いのを忘れオイルを塗って海水浴し、夕方から異変が…。

 

 全身から熱が出て、体は真っ赤っか。近くの病院(歯医者さんだった)で化膿止めの注射を打ってもらった。テントの中で一晩中うなされ、従兄弟らには交代で氷などで冷やし続けてもらった。思い出すだに恥ずかしい。

 

 もう一つは川。中学生の時、吉野川でハヤ釣りの合間に、泳いでみたら川底の石のヌルヌルで足を滑らせ、しばらく流された。何とか岩にしがみつき、事なきをえた。

 

 泳ぎが苦手だったため、本流でなく浅瀬にとどまっていたので助かった。流れが見た目よりもずっと速いことを体感した。海よりも数倍怖い。

 

 海では、泳ぎが達者な人でも「離岸流」という沖へ向かう強い流れには逆らえないという。

 

 先日見たテレビでは、川でも地形により「離岸流」が発生すると話していた。酷暑の夏だが、水難事故がないことを祈る。(恵)

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