おとといあたりから昼間は、ようやく春の…
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おとといあたりから昼間は、ようやく春の訪れが感じられるようになった。今年は寒さが結構厳しかったので、余計に陽光がまぶしく、温もりがありがたく感じられる。
寒波のせいで、いきおい暖房器具に頼ることになったが、県内では火事が相次ぎ、死者数も既に昨年1年間の数字を超えてしまった。
特に高齢者は、コロナ禍で外出自粛の日々が続き、運動不足から足腰の衰えに拍車がかかっている。万一の時、逃げ出すためには周囲の助けがカギになる。
一方、はるか東欧では、過去の栄光を追い求める一人の指導者による無謀で野蛮な侵略行動が、世界中を大混乱の渦に巻き込んでいる。人々が五輪に目をとられているうちに着々と兵を進め、「まさか」の暴挙に出てしまった。
「暴走車」に世界中がブレーキをかけるべく、あの手この手の政策を打ち出している。成果は未知数の部分もあろうが、迅速に次の一手を打ち出し、犠牲者がこれ以上出ないように懸命に努力してもらいたい。
自国の利益しか考えず、世界の秩序を破壊する―その愚かさに気付く日は来るのだろうか。 (恵)