国原譜
県庁西側の県議会棟で何やら工事が行われ…
県庁西側の県議会棟で何やら工事が行われていたので見ていると、外壁いっぱいに美術品をデザインした巨大なパネルが掲げられ、少々驚いた。
設置されたのは高さ約2・7メートル、幅約5・6メートルのパネル2点。隣接する県立美術館の所蔵品がモチーフで、同館外壁にも同様の意匠がある。
ただ美術館は奥まった場所のため、より目につきやすい議会棟を看板として活用することにしたらしい。まあそれでも文化の香り高いパネルなら議会の威厳も傷はつかないだろう。
県庁周辺では東側に奈良公園バスターミナルが開業して観光地化が進むとともに、西側は改めて文化ゾーンとしての整備が目指されている。
さらに北側では、ならまちを手本に「きたまち」づくりを目指す住民の取り組みもある。大宮通りの南側に集中する観光客らの流れを北側へ誘導する役割に期待する人も多そうだ。
県が計画する美術館の再整備は隣接地の遺跡保存もからんで遅れ気味だが、今年3月には大宮通り沿いに大看板も設置するなど動きは活発。新館長に籔内佐斗司氏を迎え同館がさらに面白くなりそうだ。(松)
設置されたのは高さ約2・7メートル、幅約5・6メートルのパネル2点。隣接する県立美術館の所蔵品がモチーフで、同館外壁にも同様の意匠がある。
ただ美術館は奥まった場所のため、より目につきやすい議会棟を看板として活用することにしたらしい。まあそれでも文化の香り高いパネルなら議会の威厳も傷はつかないだろう。
県庁周辺では東側に奈良公園バスターミナルが開業して観光地化が進むとともに、西側は改めて文化ゾーンとしての整備が目指されている。
さらに北側では、ならまちを手本に「きたまち」づくりを目指す住民の取り組みもある。大宮通りの南側に集中する観光客らの流れを北側へ誘導する役割に期待する人も多そうだ。
県が計画する美術館の再整備は隣接地の遺跡保存もからんで遅れ気味だが、今年3月には大宮通り沿いに大看板も設置するなど動きは活発。新館長に籔内佐斗司氏を迎え同館がさらに面白くなりそうだ。(松)