国原譜
隣の京都・木津川市や精華町で昨日予定さ…
隣の京都・木津川市や精華町で昨日予定されていた聖火リレーが、新型コロナウイルスの感染防止のため、中止となってしまった。
京都は2日間とも亀岡市の府立京都スタジアムで、1人のランナーが50メートル走って聖火をつなぎ、きょうの滋賀県に渡され、明後日から北陸路を駆ける。
メイン会場も無観客で、公道を走らなかったために、ほとんどの府民は聖火を見ることができなかった。木津川市民からも「残念だった」の声も聞かれた。
2カ月前に福島を出発した聖火は、4月に奈良入りして、大阪から四国、九州・沖縄を巡り、中国地方から再び近畿に入った。第4波の真っ只中だけに関係者も大変だったろう。
こうしたなかで、東京五輪の中止を求める声が出てきている。国民の間にも、そんな空気が漂い始めたが、政府は慎重な姿勢を崩していない。
確かに厳しい状況にある。しかし、我慢を続けてきた国民と世界の人たちに、希望の祭典を開くことができれば、こんなにいいことはない。それにはワクチン接種を急ぎ、ギリギリまで諦めないことだ。(治)
京都は2日間とも亀岡市の府立京都スタジアムで、1人のランナーが50メートル走って聖火をつなぎ、きょうの滋賀県に渡され、明後日から北陸路を駆ける。
メイン会場も無観客で、公道を走らなかったために、ほとんどの府民は聖火を見ることができなかった。木津川市民からも「残念だった」の声も聞かれた。
2カ月前に福島を出発した聖火は、4月に奈良入りして、大阪から四国、九州・沖縄を巡り、中国地方から再び近畿に入った。第4波の真っ只中だけに関係者も大変だったろう。
こうしたなかで、東京五輪の中止を求める声が出てきている。国民の間にも、そんな空気が漂い始めたが、政府は慎重な姿勢を崩していない。
確かに厳しい状況にある。しかし、我慢を続けてきた国民と世界の人たちに、希望の祭典を開くことができれば、こんなにいいことはない。それにはワクチン接種を急ぎ、ギリギリまで諦めないことだ。(治)