地域別男女の格差

国原譜

近畿地方は16日、統計開始以来最も早く…

 近畿地方は16日、統計開始以来最も早く梅雨入り。今年はサクラの開花も記録的に早く、目まぐるしく季節が移り変わる。

 本格的な雨のシーズンを迎え、あす20日から避難に関する情報が大きく変わる。災害対策基本法の改正で自治体が出す「避難勧告」が廃止され、「避難指示」に一本化される。

 これまで災害の危険性を示す5段階の「警戒レベル」では、避難勧告と避難指示が同じレベル4。その違いが分かりにくく、過去の災害では本来避難すべき「勧告」の段階で避難せず逃げ遅れた人もいた。

 前段階のレベル3も「避難準備」から「高齢者等避難」に変更。避難すべき対象を明確化して、早期避難につなげることが狙いだ。

 しかし、情報の発信方法を分かりやすくしただけでは、早期避難への効果が薄いだろう。受け取る側の意識変革が必要で、正しく理解し行動してこそ効果が発揮される。

 今年は紀伊半島大水害から10年の節目。まず、自宅や仕事先をはじめ身の周りでどのような災害の危険性があるのか、自治体が作成したハザードマップなどで知ることからはじめよう。 (法)

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