国原譜

今年後半の最大の選挙として注目される橿…

 今年後半の最大の選挙として注目される橿原市長選挙が、きょう告示される。現職と新人の一騎打ちと予想され、既に過熱気味だ。

 激戦だった4年前の選挙と同じ構図だけに、予断を許さない情勢だ。4選を目指す現職の森下豊氏は、12年前に、4選を目指した現職の多選を批判して初当選した。

 それだけに、今度は批判される側だが、時代状況の違いを訴えている。推薦を得ることができなかったが、自民党に復党し、市内の多くの団体推薦を得ている。

 一方の新人の亀田忠彦氏は、今年の統一選で県議に再選したばかりで、それを投げ打っての挑戦に厳しい目もある。しかし、市民の大勢の後押しが出馬を決めたのも事実だ。

 前回選挙は自民党推薦の元県議と現職の一騎打ちで、わずか363票差で、現職の森下氏が逃げ切った。この4年でどのような変化があったのか。

 現職の強みを生かして森下氏が守りきるのか。それとも前回の敗因を乗り越えて自民推薦を得た亀田氏が、出馬表明後の勢いのまま、攻め上げるのか。10万人の有権者の審判に任せたい。(治)

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