国原譜
先週末は、お彼岸ということで、台風の進行に注意しながら、お墓参りに出掛けた人も多かったことだろう。風もきつく、ろうそくや線香の火を気にしなが
先週末は、お彼岸ということで、台風の進行に注意しながら、お墓参りに出掛けた人も多かったことだろう。風もきつく、ろうそくや線香の火を気にしながらの墓参となった。
路傍のヒガンバナも、姿を見せるようになった。草花の開花には、季節の移り変わりを教えてくれる大事な役割がある。だが、昨今の異常気象をみるにつけ、その役割が果たせるのか一抹の不安にかられる。
23日、国連本部での「気候行動サミット」で、一人の少女の演説が世界中から注目された。スウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの、温室効果ガスに対する各国の取り組みの遅れを叱る怒りの声だった。
仁王像のような厳しく鋭いまなざしに、圧倒された。問題解決のための取り組みを先送りし、何もしない各国のリーダーたちに「若者に、後世に『ツケ』を回すな」と訴えた。
環境破壊を食い止めるために、世界中の人々がやれるべきことをやろう、という意味も込められているように感じた。
消費生活の見直しや省エネなど、今の自分に何ができるのか考え、行動したい。(恵)
路傍のヒガンバナも、姿を見せるようになった。草花の開花には、季節の移り変わりを教えてくれる大事な役割がある。だが、昨今の異常気象をみるにつけ、その役割が果たせるのか一抹の不安にかられる。
23日、国連本部での「気候行動サミット」で、一人の少女の演説が世界中から注目された。スウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの、温室効果ガスに対する各国の取り組みの遅れを叱る怒りの声だった。
仁王像のような厳しく鋭いまなざしに、圧倒された。問題解決のための取り組みを先送りし、何もしない各国のリーダーたちに「若者に、後世に『ツケ』を回すな」と訴えた。
環境破壊を食い止めるために、世界中の人々がやれるべきことをやろう、という意味も込められているように感じた。
消費生活の見直しや省エネなど、今の自分に何ができるのか考え、行動したい。(恵)