経済
奈良県内経済情勢、総括判断「持ち直し」 10期連続で据え置き
雇用情勢は上方修正
奈良財務事務所(七里新所長)は1月30日、2025年1月判断の県内経済情勢報告を発表した。総括判断は「持ち直している」とし、10期連続で据え置いた。同事務所は「有効求人倍率が昨年8月以降、近畿の平均を上回るなど雇用情勢に改善が見られる。一方で個人消費は物価高による節約志向が続き、全般的な消費マインドは上がっていない。生産活動でも依然としてプラス、マイナス両面の動きがある。ただ全体として、県内経済は上向きの状況が続いている」としている。